【 社長夫妻 一般人夫妻 入れ替わり コメディ 事件 どこかほのぼの BL要素有!】
麻理子の愚痴を聞いていた恵美。そんな二人に大風が吹いて、二人の中身が入れ替わってしまった! それぞれの夫達にばれないように頑張る二人。戻れないまま、中身が麻理子の恵美が誘拐されてしまってさあ大変。コメディなのに、どこかシリアスなお話です。
注意:天使シリーズをすべて読破しないと、多分面白くないです。
石川恵美 30歳 普通の主婦のつもりでいるが、やたらと男を惹きつける魅力を持ち、波乱怒涛の人生を歩んでいる。 佐藤麻理子 28歳……
「……なんのギャグよこれ」 『麻理子』はぶつぶつ言いながら、クッションをお腹に抱えてふんわりソファに寝転んだ。白を貴重とし……
『恵美』は肩が凝って仕方が無く、気がついたら両肩をトントンと叩いている。原因は恵美の大きすぎる胸のせいだ。実は麻理子は恵……
「やあ麻理子、今日は気分が悪いんだって?」 佐藤邸生活二日目、ついに貴明が外出先から帰ってきてしまった。 貴明は着ていたスー……
夜を一人で過ごし静かで穏やかな朝の陽射しの中、『恵美』は家の前を掃き掃除していた。初日の夜は奥様連中数人が泊まったのだが……
『麻理子』は、せっせと洗面所を磨いている時に、貴明が入ってきていきなり服を脱ぎだしたのでびっくりした。 「ちょっと……どこ……
「はい、そこまでー」 「!」 貴明の目の前に、大嫌いな義父の佐藤圭吾の顔面写真が現れた。 「ぎゃああああっ!」 醜態と言っても過……
「きゃああああああっ! きゃあきゃあ! 止めなさいよおおおおおっ」 「落ち着きなって恵美」 「いやあああああああっ」 「うるさい、……
『麻理子』は、自分の部屋でアルバムを開いていた。それは白のビロードで装丁されている雑誌サイズの薄いもので、普段は箪笥の服……
『恵美』は、目覚めて、部屋の中がガラリと変わっている事に気付いて飛び起きた。 和室の天井に、狭いけれど大切に使われている家……
一方、雅明は、ご飯を食べながらテレビを見て新聞を読んでいた。これを毎日やってはご飯に集中しろと恵美に怒られている。ナタリ……
「こんなに顔を色づかせて。夢の中で奏とどんな事をしたの……?」 「何も……ああ……動かさないで……えっ……」 びくびく震えて……
恵美は、昼前に目覚め、麻理子同様いきなり元に戻ってしまった自分に仰天した。狭いベッドがキングサイズになっていたら誰でも驚……
「ずいぶん長い間寝てたね」 無表情で言う貴明に嫌な予感がした。ふと人の気配がして頭を横にすると三浦がにやにや笑って椅子に腰……
「こ、こ、これは……」 三浦は行為後に静かに入ってきた本物の貴明に慌てふためいた。そしてたった今まで抱いていた偽者を振り返……
恵美は雅明の性急な動きについていけない。 「まち……待ちなさい! ちょ……、ここ、ああっ!」 ドアが閉められた二階の一番奥の部……