アイリーンと美獣

【ボーイズラブ / 完結済 / やくざ×リーマン / 強気受け / 溺愛 / 執着 /可愛い】
男なのにアイリーンと呼ばれる壱夜。仕事先で美麗な男に執着されて一度はうまく逃げられた。しかし、仕事も住む所も変えて平穏に暮らしていた壱夜のもとに、再び男があらわれる。逃げようとする壱夜だが二度目はなく、全てを男に飲み込まれていく……。

アイリーンと美獣 第01話

終業時間五分前、壱夜は定時で帰る手はずを整えている。今日は平日で客もまばらだからそれは可能だろう。のんびりと自分の仕事を

アイリーンと美獣 第02話

「お願い、お願い……手を……」 「手を?」 蒼人は名前を呼んでもらってうれしいのか至極ご機嫌そうに返事をする。壱夜はそれが気

アイリーンと美獣 第03話

蒼人に続いてキッチンへ入ると、大きなテーブルに鍋がセッティングされていた。 「鱧(はも)ですか」 「よく知っているね? 関西に

アイリーンと美獣 第04話

翌日、壱夜にとっては屈辱的な事に、素っ裸な上、男の腕の中で目覚めた。そしてさらに腹が立つ事に、男はとっくに目覚めていて自

アイリーンと美獣 第05話

ううう……尻が痛え……。 壱夜は涙ぐみながら歩いていた。繊細な顔だちの青年がそんな顔で歩いていたら、あらぬ誤解をされそうな

アイリーンと美獣 第06話

蒼人の言うとおり、麻痺した感覚から蕩ける様な甘美な痺れに変わり、頭がおかしくなりそうだ。壱夜は涙が流れるままに、いやいや

アイリーンと美獣 第07話

真夏の太陽が照りつけ、車内はサウナのように暑い。壱夜は冷房を全開にしながら、まず車内の熱気を追い出すためにパワーウィンド

アイリーンと美獣 第08話

壱夜は小野寺と渡辺という二人の強面の男に連行されるように、空港近くのホテルに入った。ほんの数十分前、北海道の千歳空港行き

アイリーンと美獣 第09話

「あああっ! あァっ! あ、あ」 胎内に入れられたローターが震え、壱夜は腰をくねらせて背後から抱きしめる蒼人から逃れようともが

アイリーンと美獣 第10話

壱夜は赤いスープが煮えている鍋を見下ろしていた。珍しく明るい笑顔で無気味なほどだ。作っているのはミネストローネで、トマト

アイリーンと美獣 第11話

「おま……っ……飯の……水っ……何を入れやがった……っ」 「おや? 岩井の錠剤とは思わないんですか?」 「あれは……どっ……み

アイリーンと美獣 第12話

うーんと蒼人が首を傾げた。その前で壱夜が蒼人の責め苦に悶えている。最初は円筒で肉棒をいじめるだけだったが、引き出しの中か

アイリーンと美獣 第13話

翌日、壱夜は昼過ぎまで寝ていたところを岩井に起こされた。案の定腰はだるくて手足も力が入りにくい。舌はしびれて痛いし、ろれ

アイリーンと美獣 第14話

ガンガンとドアを壊すような音が響く中、照久は風呂に入れてキレイにした壱夜に服を着せてやった。結局壱夜は最後まで後ろでイき

アイリーンと美獣 第15話

蒼人が深いため息をついた。ソファに深く腰掛けている彼の前に、縮こまって正座している照久と岩井が居る。蒼人の背後で秘書がお

アイリーンと美獣 第16話

「蒼人早く来ないかな~。来ないと壱夜の初主演のビデオを販売しちゃうぞーっと♪」 びちゃびちゃと壱夜を嬲る舌の水音の中で、遠

アイリーンと美獣 第17話

壱夜は、両手首に手錠を填められ宙吊りにされた。幾度も射精させられたせいで身体に力は入らないし、前も後ろも媚薬を塗られまく

アイリーンと美獣 第18話

「薔薇が……うぜえ」 壱夜は一般病棟に移ってから、毎日のように蒼人から贈られてくる色とりどりの薔薇の花に囲まれて、そのむせ